2023.05.30
エアコンから異臭がする原因とは
ご覧いただき誠にありがとうございます。
ハウスクリーニングあさひ代表の坂井です。
今回はエアコンクリーニングのご依頼理由の中でも多い、エアコンから出る不快な臭いについてその原因と対策を解説していきたいと思います。
臭いの主な原因
雑菌やカビの繁殖
やはり一番の要因は雑菌やカビが原因となります。
エアコンの内部は湿気がたまりやすく、そこに雑菌やカビが繁殖します。これらの微生物が増殖すると、異臭が発生することがあります。
エアコンの送風口などに見られる黒い斑点がそれにあたります。
フィルターの汚れ
エアコンのフィルターが汚れると、空気の循環が悪くなります。そのため、エアコン内部に不要なものがたまり、異臭の原因となることがあります。
フィルターには主に、埃やカビが付着します。
エアコン内部の汚れ
エアコン内部に埃や汚れがたまっている場合、異臭の原因になることがあります。
主に熱交換器、シロッコファン、ドレンパンなどに汚れが溜まりやすいです。
これらはエアコンを分解しなくては洗浄が難しい箇所になります。
原因不明の場合
異臭の原因が特定できない場合も残念ながらございます。
エアコンクリーニング後また、完全分解をしてクリーニングをおこなっても臭いが残ってしまうケースがごく稀にあります。
対策方法
臭いの主な原因は上記に挙げた通りですが、総じて一番の原因はやはりカビです。
エアコンにカビができる原因としては主に結露となります。
暖房使用時はあまり問題はありませんが、冷房使用時に結露が溜まりカビが発生します。
結露対策としては、冷房運転後に内部クリーンや送風などを30分から1時間運転することにより内部を乾燥させてあげることが重要となります。
また、フィルターのお掃除も定期的におこなう事でカビの繁殖を防ぐことができますので大事であるといえます。
最終的には内部のカビを除去する為にエアコンを分解し適切な処置を行う必要がありますが、これは個人で作業することは難しいと思います。
使用頻度の高いリビングなどは2~3年に1回、寝室やその他のお部屋の場合は3~4年に1度エアコンクリーニングを依頼することをオススメします。
まとめ
エアコン使用時に異臭がするということは内部にカビが発生している可能性があります。
他の記事でも記載していますが、カビは人体への影響が少なからずあります。
異臭がする、または目視でカビを発見した場合は必要な対処が必要です。
また、カビの繁殖を抑制する為にもまずは個人でできるメンテナンスをおこなってみてはどうでしょうか。