#2023.04.12

エアコン内部のカビが健康に及ぼす影響と対策法

ご覧いただき誠にありがとうございます。

ハウスクリーニングあさひ代表の坂井です。

 

早速ですが、エアコンクリーニングにおけるご依頼の理由の1つにエアコンに付着したカビが気になる(目視できる)というご意見を多く耳にします。

 

そこで今回はエアコンのカビについて専門的な見解からお話をさせていただきたいと思います。

少しでもこの記事を見た方々の為になれば幸いです。

1.発生原因

エアコン内におけるカビの発生原因ですが、主にフィルターの汚れ、換気不足、高湿度、結露の蓄積、ドレンパンの汚れ、設置場所などが挙げられます。

他にも排水の不具合(システム的な不具合)などもございます。

カビは湿気や有機物(一般的にほこりやゴミに含まれる)の存在によって誘発されます。

カビをそのまま放置すると、アレルギー、喘息、呼吸器系の問題などの様々な健康問題に繋がる可能性があります。

また、カビによる不快なにおいは生活の質を低下させます。

2.ご家庭でできる対処法

ご家庭でできる予防としてはやはりフィルターの定期的なお掃除をオススメします。

フィルターについた汚れやほこりはカビの餌となり繁殖の原因になります。

定期的なフィルターのお掃除をすることでカビの繁殖を防ぐことができます。

次にお掃除機能付きエアコンの場合は、自動でフィルターのほこりなどを除去してくれる機能が付いています。

除去したほこりはフィルターの近くにダストボックスがあり、そこに溜まりますので、その中もご家庭でお掃除可能です。

3.エアコンクリーニングの必要性

エアコンを効率的かつ安全に稼働させ、カビの繁殖を防ぐためには、定期的なクリーニングとメンテナンスを行う必要があります。

不適切なメンテナンスは、結露やホコリなどの残留物を蓄積させ、カビの繁殖を促すことになります。

エアコン内部の清掃及びメンテナンスは主に、フィルター、パーツ、熱交換器、シロッコファン、ドレンパン、水漏れチェックなどになります。

これらの清掃をすることでカビ等の除去のほか、消費電力の改善も見込まれます。

クリーニングの頻度としてはエアコンの使用頻度にもよりますが、主に2~3年が目安となります。

また、クリーニング後の抗菌スプレーの塗布も効果的です。

4.まとめ

エアコンのカビの発生は、さまざまな健康被害をもたらす可能性があるため、エアコンのカビを予防・除去するために必要な措置を講じることが重要です。

エアコンを効率的かつ安全に稼働させ、カビの発生を防ぐためには、定期的な清掃、メンテナンスを行う必要があります。

必要な措置を講じることで、ご家庭とご家族の安全で健康な生活を維持することができます。

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